『新酒の季節は杉玉色で』の 
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矢嶋ストーリー作品、marketing 1coin series『新酒の季節は杉玉色で-これからの消費論付き-』の表紙(カバー)です。文庫本スタイルの縦長の表紙です。輝くような白色を背景に、左端上に小さな軒の付いた杉玉(sugidama、酒林とも呼びます)の切り抜き写真が置かれています。その杉玉の上に重なるようにタイトルが表紙中央にあります。その下、表紙の底近くにサブタイトル。さらにその下に「作・矢嶋剛」の字が配置されています。以上は、著者作者の矢嶋剛による装丁です。

これからの消費(お金をどう使う?)、
暮らし、ライフスタイルを
この創作落語から感じてください。

ご存知のように、
時代は大きく変わります。
人生100年。増えない年収。
増税。医療費負担増。

仕方なく、ずっと節約。
でも人生は楽しまないと。

こうした暮らしや生き方、
ライフスタイルを想定しないと
ビジネスは行き詰まります。
(「ゆでガエル」の末路、ご存知ですか?
 水温が少しずつ上がっていることに気づかず
 気づいた時には手遅れ…という例え話です)


ですから、未来予想図を、
この創作落語で。

なぜ落語? それには理由が…
なんて話は後でするとして、

まずは今、過去に例をみないくらい、
未来予想が重要になったという話を
お伝えしたいと思います。

FAQ(フェイク、よくいただく質問〕風に
ご説明します。 脱、ゆでカエル!
お役立てください。

Q.なぜ、未来予想を?

A.これから50年、日本の社会が
  大きく変わるからです。

  どう変わる?
  人々の暮らしは?

  専門家の間では様々な議論が
  交わされていますが、
  断片的で、わかりにくいので
  解説せねば!と思ったんです。

Q.どうやって未来を予想?

A.予想は寿命と生涯年収を
  ベースに立てました。

  お金の話はエグいですが、
  「無い袖は振れない」わけで、

  死ぬまでお金は必要で、結果、
  暮らし方が決まるからです。

Q.人生100年時代ですからね。

A.平均で男性は80、女性は88まで
  生きちゃうわけです。

  老後の期間は伸びたのに、その分、
  年金が増えるわけもなく。むしろ、
  確実に減っていきます。

  病気もするでしょう。
  医療費も上がるでしょう。
  ですから蓄えが必要。

  景気不景気、年収の高低に関係なく
  ずっと節約が日本人の暮らし方の
  ベースになります。

Q.カーシェアリングや家呑みは
  永続的に?

A.当然、そうなります。
  自動車が無いと暮らせない地域
  以外では自動車を持たない事が
  フツウになるでしょう。

  家呑みは、それ以上のフツウに
  なります。テイクアウトをしない
  飲食店経営は難しくなるでしょう。

Q.なんかケチケチ人生ですね。

A.残念ながら、経済的には。
  全員が富裕層になれれば
  回避できますが、それは無理。

  多くの人は倹約・堅実な生き方を
  します。でも、ケチケチとは
  違うライフスタイルになると
  予想しています。

Q.どう違うのですか?

A.お金はかけないけど、
  ステキな事をいっぱいしちゃう!
  そんな人が増えるでしょう。

  そのステキ度は、過去に例を見ない
  くらい上昇し、華やかになりそう。

  全国のお母さんが作るキャラ弁
  その予兆だと感じています。

  この『新酒の季節は杉玉色で』で
  描いた世界も、そうしたステキの
  一例なのです。

Q.どんな話なんですか?

A.日本酒の新酒ができるまで、
  その時間を楽しんじゃう!
  というお話しです。

  そんな時間を豊かに演出するのが、
  杉玉なんです。

これが杉玉(すぎだま)です。酒林(しゅりん)と呼ぶこともあります。生きている杉の葉を束ねて、丸く刈って、球形(ボール状)にします。杉玉は日本酒の造り酒屋(蔵元、醸造所)や日本酒自慢の居酒屋の軒に飾られています。写真の杉玉は、『新酒の季節は杉玉色で』の著者である矢嶋剛(やじ)が鳥取県鳥取市智頭町で注文・購入し撮影したものです。著作権は矢嶋剛が所有しています。無断掲載・転載は禁止です。

  この杉玉、色が変わります。
  飾ったときは緑色。
  それが次第に…。

  こういう感性に、みんなが敏感に
  なっていく。それが、これからの
  ライフスタイルだと思うんです。

Q.なんで落語なんですか?

A.描いた世界の雰囲気、
  そのときの心持ちを伝えるのに
  落語がピッタリだと思ったんです。

  あのリズム、あの口調。
  そして時間の流れ。

  落語で書くなんて初めての経験。
  でも、この作品は落語しか
  考えられなくなって書きました。
  (某師匠に読んでいただきました。
   感想は、「悪くない」でしたぁ)

Q.落語の中に、未来予想な説明は
  出てきますか?

A.いいえ。描いた世界に
  浸っていただきたいので、
  落語は落語にしています。
  表紙をめくると落語が始まる
  ページ構成になっています。

  「ありがとうございます。
   お忙しいのに、こんな所に
   来ちゃって…」が始まります。
   (4ページ)

矢嶋剛(やじ)の本『新酒の季節は杉玉色で-これからの消費論付き-』の4ページが写っています。内容は以下の通りです。ありがとうございます。お忙しいのに、こんな所に来ちゃって。これも日頃の行いが悪いから。スパッと諦めて、笑ってお帰りください。これからお酒の話をいたします。呑むって楽しい、なアレでございます。あらためて思い返しますと、なんと申しましょうか、お酒というやつは大変有難いもので、呑むと気持ちがほぐれてまいります。いかめしい顔をなさっていた御仁も、気難しそうだった淑女も、いつの間にやら笑顔になって。この力を古(いにしえ)の方は心得ていたんでしょうね。正月や結婚式の祝い酒、桜が咲けば花見酒、夏が来れば花火酒。「そんなのあったっけ?」は気にしないで進みますよ! とにかく(笑)、楽しい時には、お酒が付くようになりました。そして、旨い食べ物も付いてまいります。うまいなぁ、グルメだ、こんちくしょ~。だからお酒は… ねぇ~。

 この落語の後に、あらためて、
 解説編として、未来予想について
 書いています。
 落語の心象に重ね合わせるように
 お読みいただければ幸いです。(終)

  

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