名著名作、どんな本が?
小説なら、文明批評なら…。
それぞれの分野に名著名作あり。
ビジネス本では?
お客様を笑顔にしちゃう
マーケティングなら?

いろいろあります。
経営学では触れない、
有名専門書でもない
隠れた名著があるんです。
そんな名著を「迷著」
(=なかなか気づけない名著)と称し
ご紹介しちゃう本、
それがこの
『マーケティング迷著案内』
なんです。

それではさっそく
『マーケティング迷著案内』に登場する
隠れた名著をご紹介しましょう。

こんな本が登場します。

池坊專好
『立花』(デザイン画集)
  「美しいに感動しよう」に登場。
   デザインに酔いしれてください。


ジョルジュ・バタイユ
『ラスコーの壁画』(芸術論)
  「美しいに感動しよう」に登場。
   優れた芸術論はすごく大事。


開高健監修
『洋酒天国』(PR誌)
  「洒落っ気を持とう」に登場。
   頭を柔らかくしてください。


コナン・ドイル
『失われた世界』(冒険小説)
  「ワクワクを探そう」に登場。
   惹き込まれる秘訣が満載。


ボブ・グリーン
『チーズバーガーズ』(コラム)
  「ワクワクを探そう」に登場。
   「神は細部に宿る」の実例。


倉田真由美
『だめんず・うぉ〜か〜』(マンガ)
  「事実を見つめよう」に登場。
   非常に優れた社会調査の実例。


アーネスト・ヘミングウェイ
『心が二つある大きな川』(小説)
 「喜怒哀楽に近づこう 喜んでる」に登場。
  顧客の経験を描くなら、このレベルを!


椎名誠
『海を見にいく』(写真集)
 「喜怒哀楽に近づこう 喜んでる」に登場。
  楽しい気持ちを上手に伝える手法の例。


柳宗悦
『朝鮮とその芸術』(芸術論)
 「喜怒哀楽に近づこう 怒ってる」に登場。
  グローバル・マーケティングには必須です。


リチャード・バック
『かもめのジョナサン』(小説)
 「喜怒哀楽に近づこう 哀しいね」に登場。
  相手の気持ちに寄り添える?のテストに。


ナンシー関
『何もそこまで』(コラム)
 「喜怒哀楽に近づこう 楽しそう」に登場。
  本音の重要性を再認識できます。


河井寛次郎
『六十年前の今』(エッセイ)
 「喜怒哀楽に近づこう 楽しそう」に登場。
 「ブランドは!」と演説する前にどうぞ。


プラトン
『国家』(文明論)
  「エロより優しさ」に登場。
   真の教養ってこういうこと。


ちばあきお
『キャプテン』(マンガ)
  「競争に想いを巡らそう」に登場。
   実に優れた組織論です。


エドワード・ギボン
『ローマ帝国衰亡史』(歴史書)
  「悪事と不正を直視しよう」に登場。
   人間という奴がよくわかります。


ニクラウス・コペルニクス
『天球の回転について』(科学論)
  「支配を感じてみよう」に登場。
   人は恐怖に怯えるものなのです。


以上、本に登場する順に名著の一部を
読むべき理由付きでご紹介しました。
※著者の読んだのと同じ本が新刊として買える場合は
 をつけました。絶版・新訳・抄訳は無し。


これらの本、
すでにお読みになりましたか?
お読みになり、そのすべてを
マーケティングの本と
認識されたでしょうか。
実は、こういう本が
マーケティングの名著なんです。
なぜ、そう言えるか。

経験があるんです。
実際、仕事に役立ちます。
画集、小説、歴史書、
マンガ、哲学書、写真集。
こういう本の感性や描写や洞察が
お客様を笑顔にする(=マーケティング)
に必要なんです。

わたしの仕事でも
専門書以上に名著を使ってました。
そんな蔵書、一時は3000冊ほど。
(「マーケティングの庵」というオープンな
 読書空間を営んでいました→こんな空間)

そんな名著をみなさんに紹介したい。
でも全部はなんだなぁ〜と思って、
今回、その中から飛び切りを選んで
読書ガイドにしたみたんです。

本の表紙は⤵︎

モノトーン調で描かれたスタイリッシュな壁付け本棚(ウォールシェルフ)のイラストです。本棚の棚板は2枚で、間隔を空けて上下に並んでいます。棚板に置かれた本は背表紙のデザインも高さも厚みを違っています。いろいろな本が並んでいるようです。そのイラストが、いろいろなマーケティングの名著を紹介する矢嶋剛 Yajima, Takeshiの本『マーケティング迷著案内』の表紙の中央に置かれています。

ちょっとハードボイルド。
絶版、多め。
でも絶対に読んで欲しい。
その片鱗を
Apple Books
Google Play ブックス
手にしてください。
(試し読みできます)

Apple Books 
Google Play ブックス

P.S.
一読されて、こういう本たちも
「マーケティングの本だよね〜」と
思っていただけたら嬉しいのです!
ご紹介した本をお読みになり、
「こんなに良い本なのに、どうして
絶版になっちゃうんだろう?」と
残念がっていただけたら、嬉しさ
倍増です。というのも名著たち、
絶版本が多すぎて、図書館でも
「日本の古本屋」 でも入手困難。
多くの人に読んでいただけたら、
マーケティングはもっと豊かになる
のに!と思っているからなんです。

そんなことも含め、著者へメッセージ、
質問、感想などありましたらお気軽に
お送りください。→