言われてみれば、確かにそう。
こんな気持ちで買っていた…
そんな風景を描いた夕刊コラム、
中日新聞に4年超。全50話。
スーパーって安くないよね。
個人店こそ、お買い得。
辻々に和菓子店がある京都って
うらやましい~(超デパ地下?)
そんな体験、つらつらと。
お客様目線=消費者行動分析
ですから、みなさんも
お客様目線で、自己分析を。
そのときの状況 × 気持ち。
良かった? 最悪だった?
無限∞に見える
消費者行動分析の変数群
(欲求、商品、価格、売場、
性別、態度、世帯年収、…)を
複雑な分析にかけるより
(著者は多変量解析してました)
その場の直観 intuition
(=推論なしのズバリ)を
的確に描写するほうが
実践的で、役に立ちます。
「この状況 これ希望!」
的な記述。これでOK。
そんな分析を50回。
今回ご案内するコラムは
書き続けました。
それを今、再び。
理由は「いまだに」。
本音でいえば「ガッカリ」。
連載(2000年~04年)から16年。
状況は悪化の一途。
業界のやっていることと
お客様の「ほしい」が
どんどん離れていっています。
(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)
(怒) な印象。
でも 間に合う と思うから
そんな掲載回を選んで復刻。
とくに読んでいただきたい回は
種類が多く、値段が全然違う。
たとえば包丁。
しっかり選びたいけど。
と
日本茶の茶葉、同時に三種。
茶筒も三つ要るわけで。
需要、広がります。
の2つ。
包丁の買い物環境は
どんどん悪くなっています。
包丁のない家庭の増加は、
包丁を真剣に売らない側に
原因があるのではないでしょうか。
日本茶を飲む楽しみは何処へ?
ペットボトルは便利だけど、
お茶のこと、分からない。
どんどん分からなくなる。
売る側がきちんと説明しない。
説明を届ける本気を感じない。
わたし的で恐縮ですが
お客様目線=消費者行動分析 の
結果は、今もそう訴えています。
2000年~04年を知る資料としても
ビジネスのヒントやチャンスを探す
マーケティング(お客様)以外の
意味が、このコラムにはあるかも
しれません。
というのも、
連載の時期(2000~04年)は
日本で既存の大手小売業が
次々とダメになっていった転換期。
セゾングループの解体。
ダイエーの自主再建断念。
ECは萌芽したばかり。
amazon.com 開業(2000年)
iTunes Store 開業(2003年)
それでも既にお客様(著者を含む)は
このコラムに描いた
アレコレを欲していたのです。
何かが欠落していたことは
明らかです。
いったい何故?
時代を知る資料として、
日本の消費研究の傍証として
お読みいたただくことも
できそうです。

そんなコラムのshop はこちら
お客様の本音
忘れないでください