観察調査の簡単ガイドブック
『観察調査のすすめ』を
ご案内します。

こんな本です。⤵︎

胸のところで両手でカメラを構えている男性のシルエットが見えます。何かの調査員のように見えます。そのシルエットが本の白い表紙を飾っています。この本のタイトルは『観察調査のすすめ』です。このタイトル「観察調査のすすめ」の文字がシルエットの上部にあります。シルエットには薄い緑色の文字で「12編のアプトプット付き」と書かれています。「12編のアプトプット付き」はサブタイトルです。

この本は、
観察調査をおすすめしています。

観察調査してみて!って
訴えています。

なぜかと言うと、
世の中が見えてくるからです。

百聞は一見に如かず。
事実は小説より奇なり。

ネット検索して、
自分の知っている検索語の範囲で、
検索順位上位のページを読んで、
「世の中、こうなっている」と
ミスリードしないために、
観察調査をして欲しいのです。

観察調査は簡単です。

現場に行って、人々を眺めるだけ。

ただそれだけで、いろんな事実が
判ってきます。

たとえば、映画館に行くだけで…⤵︎

本のページです。最初の行はタイトル「永遠の映画ボーイズ」。続いて本文。「今一番映画を観る人は、お爺さんです。映画館に行くと一目瞭然。東京の話で恐縮ですが、機会があれば池袋の新文芸坐や飯田橋のギンレイホールを体験してください。(以下省略)と書いてあります。以上は矢嶋剛の本『観察調査のすすめ:12編のアプトプット付き』からの引用で、内容は映画館での観察事例なのです。

ねっ!
映画館に座っているだけで、
これだけのことが
わかります。

知っていただきたいので、
この話(「永遠の映画ボーイズ」)
含めた観察の成果を
12のエピソードにして、
「12篇のアウトプット添え」と題し、
この本の前半に書いておきました。

読んでいただくと分かるのですが、
観察調査って、スゴいんです。

続けていると、
いろんな事実に出会えます。
ちょっとした事実に敏感になります。
人の気持ちが分かってきます。

観察者がこのレベルに達すると、
観察調査を消費者調査や
顧客調査として使えるように
なります。そして、
すばらしい調査結果を
手にすることができます。
(→知見メモ「消費者調査は人次第」

みなさんにも、そうなって
いただきたいので(出来ます!)、
この本を書いてみたのです。

観察調査の成果は、他にも
いろいろあって。たとえば、
世の中、これからどうなる?
な未来予想、将来予測も
しやすくなります。

これからの地域振興策を綴った
『地域発展の原理と8つのプラン』
の中に載せたプラン
「なんだかとってもインドな地域」は
そういう予想の一つです。

これからのライフスタイルを描いた
『新酒の季節は杉玉色に』の解説
「これからの消費論」も観察調査で
知った事実をベースにしています。

というわけで、いろいろ使える
観察調査なのです。


じゃぁ、やってみようかな!
と思ったら、

この本に収録されている
「お試し時の注意事項」を
お読みください。

このパートに、
・調査の仕方(=観察の仕方)
・調査結果のまとめかた
が、わかりやすく書いてあります。

この『観察調査のすすめ』は、
超わかりやすい、観察調査の
ガイドブックでもあるんです。

  

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Google Play ブックス
ご購入いただけます。⤵︎

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(試し読みしてください)

  

P.S.
観察調査は英語で observation survey
または observational methodsと言います。
社会の実態を調べる社会調査の手法として
認められているので正式な呼称があります。
     → wikipedia

  

P.S.2
「人の観察は再現不可=科学的な検証は
無理=信用できない」な研究者特有の
感性を理由に観察調査を軽視する大学の
先生がいます。 こういう話です→ブログ
一方で認める先生もいます。要は先生た
ちの好き嫌いであり、観察調査の価値は
揺らぎません。世の中の実態を知る方法
として観察調査は有効で優秀なのです。
    (cf.ドキュメンタリー)

観察調査について、調査の成果について
ご質問、ご感想などがあれば、お気軽に
お送りください。著者がご返信します。